覚えておくといい。化粧は女の戦装束。
戦いに赴く時には必ずしてきな。
ーそうすれば、絶対に泣けない。
泣いたら化粧がくずれる。
どんなに薄化粧でも、
そりゃあみっともない顔になる。
だからどんなにつらくても泣けなくなるのさ
いいかい、何を言われたって、
女であることに誇りをもちな。
男と同じ舞台に上がっても、男になるんじゃない。
あんたは女として、男にできないことをしにいくんだ。アニメ「彩雲国物語」第13話
「胡蝶」台詞より
アニメも漫画もとても好きです。
元気になる言葉がたくさんですよね。
今回ではじめましてでしたが
第1期が2006年〜2007年に放送されています。
元々小説が原作で漫画→アニメという順番で
発表された作品です。
戦装束(せんしょうぞく)の「しょうぞく」は
衣装と同意なんだそうです。
ぽつぽつとお話ししたいと思います。
化粧を「必要」と思うように
世の女性と話をしていると
「もーーーちゃんとしなさいよーー」
とよく言われちゃう私です(笑)
こちらでも似たようなお話をしました↓
確かにそういう、「美容」というものに
ものすごく疎く、不得意を感じる私。
ずいぶん前まで化粧水すら付けていませんでした。
今となってはその辺の最低限は
やるようになったとは思いますが…(多分)
前の記事に書いたことは
ブランド物とかをぶら下げるより!
中身を磨いてそれが似合う人間を目指して!
それからぶら下げるでも遅くなんじゃないか!
ということでしたが…
化粧は以前ほど不必要なものと思わなくなりました。
私が「化粧」をする理由。
そもそもどうして化粧をし始めたんだろう。
と考えたとき
最初は単純に楽しかった
そして大人になった気持ちになれる
ということだった気がします。
私は化粧をします。
・テンションが上がった時
・好きな人ができた時 などなど
と思ってよくすっぴんで出歩いたり
すっぴんスエットとかで出歩いたり…
かといって
化粧したところで
落とさずにそのまま寝たり(笑)
若かったということもありますが
まぁ、ひどいもんです。
・週に2回、完全なお肌の休日を作る
その日は朝ちゃんと顔を作ること。
その代わり
お休みの日は必ずお肌もお休みすること!
と決めております。
さぁ!外に出るぞ!!
という気持ちに持っていっている
「服装をちゃんとする」について
服装についても私は近いものとして捉えています。
・小綺麗な場所に行く時
・親に久しぶりに会う時(笑)
努めて、しっかりした格好をしようとします。
大してちゃんとはしておりませんが
引っ張り出したりします。
親に久しぶりに会う時
これは心配をかけたくない
という私の思いからきております。
私の親は二人とも
なんともしっかりした親なので
それでなくとも私にやきもきしています(笑)
会うときクタクタなものを着ようもんなら
買う金がないのか??!!
という質問責めに遭います(笑)
それがおっくうという気持ちもありますが(笑)
でもなにより、
ちゃんとしたらそれなりに
ちゃんとなるんですけど私…
ということもお伝えしたいのです。
そして
お金については
大きな声で「あります!」
って言えるほどは確かに無いけれど、
不自由するほどじゃなく
服を買う必要がないからそうしているんです!
ということをむしろ声を大にしてお伝えしたい!!!
「ちゃんとする」ってそんなに偉いことなんですか?
年齢を重ねる度に直面する
この、「なんでかちゃんとしないといけない」感じ。
それと長年戦っているようにも思います。
不潔ではダメです。
でもちゃんとするって
そんなに偉いことなんですか?
大道具を作るとズボンにペンキも付きます
旅まわりを終えると靴はすり減ってきます
腕時計も小さな傷が増えるし
カバンの型崩れもするでしょう
でも私はそれも全部ひっくるめて
私を支えてくれた大事なものたちなんです。
とても愛おしいと思うんです。
他の人からどんなに
クタクタじゃん
と言われたとしても
洗って何度でも穴があくまで使わせてもらう。
それが使う物に対する敬意だと思うのです。
私には世の中のいう
「ちゃんとした」格好をした人たちよりも
これ長々使うほど大切なものなのだなー
というものを身につけた人の方が
よほどちゃんとした人に見えるのです。
しっくりきた「戦装束」という言葉
今回「私の化粧への価値観」というテーマをもとに
記事を書いてみようと思ったので
書きたいもの→名言
という順番のネタ探し方でした。
そこで美容系の名言を探したのですが
どうも、どれも私の話したいことと合わない…
そして美容系の名言となるとやはり、
取り上げられるのは「美しい人」たちです。
マリリンモンローさん、ミランダカーさん、エマワトソンさん…
そりゃあ!
努力だけじゃない自信を持ち合わせておりますとも!
という面々だったのです(笑)
なかなかどうも手の届かない言葉な気持ちでした。
もちろん今回の名言を言う
キャラクター、「胡蝶」さんも
絶世の美女という設定で書かれた
ものすごく妖艶なキャラクターではありますが、
なにより!強い!!!
(この名言が出る映像だけ拝見したのですが
胡蝶さんの一声で屈強な男たちが
敵をなぎ倒しに行きます笑
キングダムの楊端和さんを見ているようでした…)
出ていこうという主人公に
・化粧道具一式
・はじめての化粧を施す
というプレゼントをしながら言った台詞でした。
胡蝶さんが言うこの台詞から
乗り越えて来た過去をひしひしと感じました。
・化粧で違う自分に
・化粧よりも内面
化粧は女の戦装束。
戦いに赴く時には必ずしてきな。
ーそうすれば、絶対に泣けない
泣いたら化粧がくずれる。
どんなに薄化粧でも、
そりゃあみっともない顔になる。
だからどんなにつらくても泣けなくなるのさ
私の中では一番しっくりくるのです。
「化粧は女の戦装束。」
待っているだろう壁と戦いに
外へ外へ出て行くんだと思います。
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名言をくれたアニメの紹介
彩雲国物語
(第1期2006〜2007年 第2期2008〜2009年)
小説作品『彩雲国物語』を原作とするテレビアニメ(ばいwiki)
名門紅家直系長姫ながら貧乏生活を送っている主人公が
あるきっかけで「官吏になりたい」と
一度諦めた夢を追い求め叶えようとする物語。
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