【心を落ち着かせる名言】腹が立ったら、しゃべる前に十数えなさい。それでも駄目なら、百数えなさい。【トーマス・ジェファーソン】

名言
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腹が立ったら、しゃべる前に十数えなさい。
それでも駄目なら、百数えなさい。
トーマス・ジェファーソン
When angry count to ten before you speak.
If very angry, count to one hundred.
本日の名言は第3代アメリカ合衆国大統領の
トーマス・ジェファーソンさん。
アメリカの「独立宣言」を計画した人の一人です。
イギリスの植民地・多額の税金から独立し
一国のトップにのし上がった人が教えてくれることは
自分のメンタルをいかにして
コントロールしてうまく付き合うか
なのかもしれません。
ーーーーー

「怒り」はどうしている?

皆さんは普段、
どうやって自分の「怒り」という感情と
付き合っていますか?

こんなご時世です。
いろんなことがうまくいかず
イライラしたりピリピリしたり、
しまいには大爆発!!
なんてこともあると思います。

かくいう私は
割と、なかなかの、「怒りんぼう」です(笑)

自分でも困ったなーーと今でも思っていますが

・最近見つけた解決策
・調べて知ったこと
・そもそも怒りって何? などなど…
これらをお話ししてみようと思います。

私が持つ「怒り」の種類

私が怒ったとき
怒りには種類があるように思います。
ということでちょっと細かめにあげてみましょう。

・かーーーーーー!っとなって
抑えられそうにない、頭に血がのぼるような怒り
・ふつふつと、静かに、でもしっかりと、
あーーこれ私怒ってるな。という静かな怒り
・これ私が間違ってる?
でもなんかわからないけど怒っている!
という自信はないけど感情が先行する怒り
だいたいこれくらいでしょうか。
一つ目と三つ目は近い感じもしますが…
では一つずつ見てみましょう。

頭に血がのぼるような怒り

本当に突発的に
とても強い嫌なことが起きたとき、
「頭に血がのぼる」とは
こういうことを言うのだな。
と自分でもわかるくらい
強い感情が押し寄せます

私は普段の生活で
声を荒げるなんてしない方ですが

記憶を遡ること中学時代。

新しい担任の先生が新任の男の先生でした。
何が原因だったのか思い出せませんが…
先生に話をつけよう。となり
教室に呼び出し(笑)

それどうにかするのが教師でしょう!

と声荒げ、最終的には

お前教師向いてねんじゃねぇの?!!

という暴言まで浴びせていました…

 

私も絶賛思春期の真っ盛りだったし、
思い出せば出すほど
先生には向いていない人
だったとはいえ…

考えるとその人も新任ということは
今の私より年下だったに違いありません。
なんて可哀想なことを…
ごめんなさい、T先生…。

私の記憶している
その場で声を荒げるほどの怒りは
それが最初で最後だったと思います。

言いたいことを言いながら
涙が出てきていたことも
思い出しました。

ふつふつと、静かな怒り

私が感じる怒りの中で
もっとも多く感じているのは
この怒りな気がします。

説明がきっちりできます。
こうこうこうで、
こういうことが起きたので
私は怒っております。
ということをまず腹に抱えます

これが我慢ならなくなったときに
態度に出始めるのです。

最初は静かなため
抑え込めると思うんでしょうね。
しかし、この怒りもやっかいで
押さえ込もうとすればするほど
ふつふつと確実に積み上がります(笑)

そして私の場合は
わかりやすく顔面に出て来ます(おい)
(気をつけようとは
思っているのですけどね……)

自信はないけど感情が先行する怒り

これも私は多いですね。
正体はわからないけれど
怒っているという怒りです。

なーーーーんかわからないし
言葉にするの難しいんだけど!
とにかく!!
今私怒っているんですけども!

 

という感じになります。

 

これは1つ目の
「頭に血がのぼる」にも近いのですが
原因がはっきり自分の言葉で言えないため

もしかしたら悪いのは
怒っている自分かもしれない…

という自信のない気持ちを抱えたまま
感情が前に前に出てくるものです。

 

私は特に、物分かりが遅いため
これを持ち越した挙句に
後々、

あーーあれはこういうことで
怒っていたのだなーー

 

と冷静に分析することが多い気がします。

悪いときはこれが
2つ目の「静かな怒り」
発展してしまう場合もあります(笑)

 

そして、
解決のされていない
言葉で説明できない状態で
この怒りを感じたときにも
私はだいたい涙が出ていたり
出そうになるのを我慢していたりします。

【ちょっと横道】「怒りで涙が出るのはなぜ?」

さて、
ここまで見てきて私の場合、
1つ目と3つ目の怒りを感じると
最終的に涙が出る。
ということがわかっています。

はい。
事実は分かっているのです!!!

しかし、この対処方法が
長年見つかっていません…

前記事の自己紹介でも書いたように

私の涙腺は母に似てものすごく弱いです。
親子揃って合わせたかのように

「そこ?!(笑)」

ってところで同時に泣いていたりします。

しかしこれを遺伝のせい。
と決めつけてしまっては
直るかもしれないものも直りません。

しかもこういうのって困ったことに
一番大事なところで溢れてくるもので(笑)

そのデメリットとしては

・相手をびっくりさせてしまう
・その相手がなぜだか
泣かせてしまったという構図が出来上がる
・そして大事な話中断。または終了。
こんなことが起きてしまうわけです。
大事な話ほど、中断なんて、
避けて通りたいものです。
そしてこの状態、
女性ほど、多い気がするのは
私だけでしょうか…。
しかし!
私の場合、歳を重ねるにつれて
だんだん数は減ったと思います。
そこでそんな私が言える自己分析!
「自分の言葉で説明できることが増えた」
これが大きいのではないかと
感じております。
人は
・わからないこと
・説明できないこと
が起きるとキャパオーバーになり
その溢れた分を
外に出そうとするんだと思います。
じゃないとこれ以上は自分が壊れる!と思うからです。
涙を流すと、一旦、
気持ちが落ち着いたような気になります。
ふぅーーーー
と深呼吸して
スッキリしたような気にもなります。
「何かが解決した時間では無かったのに」です。
一旦頭を冷やす。
という意味では少しは進むのかもしれません。
「涙活」というものが世の中にある時代です。
しかし、この涙活も
現実逃避の一種に過ぎません。
要は、
泣いてスッキリしちゃおう!
というものです。
私もこれについては研究中ですが
今の解決策としては
自分の感情やそうなった原因を
はっきり説明でき、
わからないことを減らしていく
が一番いい方法かと感じています。
はっきりさせることで
その感情を取り除くための
解決方法だってわかるかもしれません。
(まぁ、しばらく私も
まったく泣かないには自信ありませんが…笑)

そもそも「怒り」って何?

横道に逸れましたが、
そもそも怒りとはなんなんでしょうか?

調べてみました。

「ホンマでっかTV」でも活躍されている
脳科学者の澤口先生の言うことにゃ

・「怒り」とは、
人類が地球上に登場したときから備わっている
根源的な感情です。
・怒りを司っているのは、
大脳の「扁桃体」と呼ばれる箇所です。
・ここは恐れを感じる場所でもあります。

ほうほう…!

怒りと恐れの間には、
とても密接な関係があります。
・草食動物が肉食動物に追われるとき、
扁桃体ではアドレナリンなどのホルモンが分泌され、
それが恐怖反応を引き起こしています。

なるほど…

・それにより、動物は逃げたり
相手に立ち向かったりするわけです。
・恐れを感じた草食動物が、
それを怒りに変換して肉食動物に立ち向かったり
逃げたりするという仕組みになっています。
・人もこれと同じ仕組みで抗議行動、
「怒る」という表現になります。

はーーーーー!!
すごいですね…
ありがとう…澤口先生…

参照先:コチラ

 

私たちは「怒る」前
本能的には「恐れている」
ということなんだそうです。

「怒り」への解決策:時間をおいてみよう

怒りの正体が恐れだったとわかった今
さっきの涙が出る
という現象にも納得がいった気がしますね。

そして最終的な解決策です。

時間を少しおいてみよう
さてここで本日の名言です。
腹が立ったら、しゃべる前に十数えなさい。
それでも駄目なら、百数えなさい。
私は最近、怒りを覚えると

・一度その周辺をウロウロするようにしています
・それから一旦、お湯を沸かしたりして
暖かい飲み物を飲みます
・大きく深呼吸します

そして、自分が何に怒っているのか
ということの整理をし始めるのです。

科学的なことを調べていくうちに
この方法はよかったのだと
確信しました。

 

人は怒りを感じた際、
最初の6秒に強いアドレナリンが出る
いわれているのです。
今回の名言でも言われている
10秒と言う数字。
これは科学的に言っても妥当な数字
ということが今回わかりました。
(私は本当に興奮しました笑)
しかし、例えば、
対、人。
という場面では
ウロウロしたり
呑気にお湯を沸かしている
場合ではありません(笑)
でもそんなとき、
「ちょっと待って」
と言って深呼吸させてもらう
10秒くらいの時間をもらっても
良いのではないでしょうか。
逆にそれを待ってくれないような
10秒も待てないような
心の狭い人とは
金輪際お付き合いは
やめにしてしまいましょう。
言葉はキツイかもしれませんが、
そんな余裕も気持ちもない人なんて
あなたの人生には
必要なかったのです。
一言、
「少し待ってほしい」
と言ってから
ゆっくり息を吸って、吐く。
これだけで今まで感じていた怒りは
完全に無くならなくとも
落ち着いている可能性があるのです。
ーーーーー
人生には
うまくいかないことが起きて
怒りたくもないのに
イライラするピリピリする。
なんてことは多々起きます。
人間の根源にある本能なのです。
でもそれを抑えるためのものだって
人間なんです。
備わっているはずです。
そんなときは思い切り息を吸って
頭に酸素を取り込み、
時には涙も流しながら、
それでも諦めずに付き合っていく。
ちなみにトーマスさんは
十でダメなら百数えるそうですよ(笑)
百待ってくれる
とことん付き合ってくれる人に出会うことにも、
相手を待ってあげる余裕のある人になることにも、
私は今回で自信がついた気がします。

名言をくれた人のちょっとした紹介とまめ知識

トーマス・ジェファーソンさん(1743〜1826)

アメリカの政治家。第3代アメリカ合衆国大統領(ばいwiki

・バージニア植民地という北アメリカに位置する

イギリスの植民地で10人兄弟の3番目として産まれる

・14歳で父親が他界し、約5000エーカーの領地と

数十人の奴隷を存続している

★ジェファーソンは声に出して言う奴隷制廃止論者だったが、

生涯多くの黒人奴隷を所有したままだったという

・それには大きな負債を抱えていたため担保として

所有していたという説がある

・勤勉で有名で1日15時間勉強した日もあったという

★このことから学生時代の親友はこう述べていた

「一番の親友と別れてでも勉強のところに飛んで行ける」

・大学卒業後法律の勉強をし、バージニア法廷弁護士として認められる

・弁護士時代、特に黒人の弁護活動に熱心であったという説もある

・1769年法務の傍ら、議員になったジェファーソンさんは

初めての出版物となる『イギリス領アメリカの権利に関する要約』を発表。

・これがアメリカ独立の理論的枠組みを作ることに貢献し、注目を集める

・1776年独立決議案を審議し始めたとき、5人の委員のうちの一人に指名される

・筆が立つとの評判があったために初稿執筆者に選任されていた

・同じ年に独立宣言が承認。これにより名声を上げるものとなった

・1779年〜1781年バージニア邦知事を務める

・1790年〜1793年初代大統領ジョージ・ワシントンのもとで

初代国務長官をつとめる

・1796年に副大統領就任、1800年に第3代アメリカ大統領に就任した。

・2期を完全に務めたアメリカ合衆国大統領の中で、

議会の法案に対し一回も拒否権を発動しなかった唯一の人物である

・1826年7月4日、

アメリカ独立宣言の採択から50周年の記念日に

バージニア州で83歳で死去

・妻のマーサは6人目を産んだ後の1782年9月6日に亡くなっており、

ジェファーソンは妻の懇願により終生再婚しなかった。

・妻マーサが早逝したため、ファーストレディの役割は

長女のマーサ・ワシントンが務めていた

 

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