【名言】人生において、三分の一を占める眠る時間を尊敬しなくちゃいけない。【五木寛之】

名言
Holger StephanによるPixabayからの画像
人生において、
三分の一を占める眠る時間を尊敬しなくちゃいけない。
五木寛之
本日の名言は小説家の五木寛之さん。
私たちは平均して人生の三分の一
眠っているのですね。
私はよくよく寝てしまう方なので
自分の睡眠をコントロールできた
試しがないのですが(笑)
アルバイトという
大きな社会との縛りがなくなった今
睡眠のコントロールほど
大切なことはないんじゃないかと
思ったのです。
ということで今回は
・私の睡眠失敗談
・それへの対処法
ご紹介しようと思います。

若い頃の私の睡眠

私の10代から20代前半の睡眠は
本当にひどくて(笑)

自分を夜型の人間であると
決めつけては

夜更かし、一夜漬け、オールなどなど

体に鞭打って
よく遊び・よく働いていたわけですが。

実際今そんなことしてみろと言われると
厳しいですね。

10代・20代前半に私がよくやっていたこと。
それは
「ロケット寝」&「石化」です。

「ロケット寝」と「石化」とは?

「ロケット寝」
布団にダイブした次の瞬間に寝ている様
「石化」
寝床に選ぶにはふさわしくない
場所で固まって寝てしまっている様
私は睡眠に困ったことがそうそうありません。
なぜなら、所構わずよく寝るからです。
これは女の人に多い気がしますが
枕が変わろう
布団が変わろう
どんなに硬い場所でも
横になれたり、つっぷできれば眠れる。
という感じです。
少なくとも私はそうです(笑)
それの度を過ぎた行動で
このロケット寝と石化をよくやっていました。
眠っていた当人としましては
眠った瞬間というものを覚えていませんので

あれ??気がついたら朝!!!

というなんとも幸せな状態ですが。

いつの間にか布団や
タオルや上着がかけられ、
安全な場所に寝転がっているのですね。
何度も言いますが、
私はいつの間に寝ていた??!!
という気持ちですので(笑)
これは周りの人たちの心遣いによるものです。
よく次の日に
・運んでいる様子
・これで寝ていたよ写真
・そこに何か乗せて遊んだ写真
を送られて驚いていたものです。

【例題】ストレッチ中睡眠【石化】

これは石化の例題ですね。

ほっそいベンチのようなところで
前屈をしながら
その向かいにいた人と話していた私。

夜中でした。
深夜2時とかだったような気もします。
何を話していたんでしょうねーー
もう今となっては思い出せませんが。

話していたお相手によると

「話している途中で返答がなくなった」

おっかないですね。

 

実際よくやっていました。
話の途中。さっきまで話してたろ?!
っていうタイミングで寝る。

しかも前屈している状態ですから。

体痛くならないの??

よく聞かれていました。
そのまま朝を迎えることはなかったので
お陰さまですが、無かったですね。

 

その日も小上がりの畳に
運ばれたみたいです。覚えておりませんが(笑)

【例題】金庫持ったままダイブ就寝【ロケット寝】

こちらはロケット寝の例題です。

初めての旅巡業のときだったと
記憶しています。
私が若干20歳のときの話です。

初めての旅巡業公演。
(あ、私は演劇をやっていたりします)
金庫係というものを任されました。

お客様の会計をすることはもちろん
その会場によって受付を作ったり
公演が終われば金庫をしっかり守る。

これが私の役割でした。

その日はお客様と受け入れをしてくれた
現地の会場の方々と打ち上げでした。

公演後でしたし、限界だったんでしょうね。
帰り道はフラフラで
その頃からすでに記憶はありません(笑)

お酒を飲める方では無いので
それも相まったのでしょう。

フラフラな状態で抱えられ
その日の宿泊先はホテルだったので
その部屋まで引きずってもらい。

 

さあ!ベッドについたぞ!!

となった途端そこにダイブ!!

上着も着たまま。
なんなら下半分は衣装だった気もします。

そしてもちろん。
右手に握りしめていたのは
係に任命されていた「金庫」です。

公演後、金庫だけは守らねばなりません。

他のメンバーがいくら

「ゆぱ、ホテルついたよ。離していいよ。」

と話しかけようとも
ダイブした瞬間には寝ていますから。
話しかけられた記憶なんてありません。

 

しかし、寝ていようと
右手の金庫だけは離さなかったそうです。

いやーーー私の責任感の
強さが伺えますね(は?)

こうなってしまった原因

さて例題をあげるとキリがないので
また今度。私の「ロケット寝」「石化」の
例題集は作るとして(笑)

睡眠について客観視できるようになった今なら
こうなった原因に心当たりはあります。

「自分の限界をわかっていない」
これに尽きるのではないかと。
自分の活動限界というものを
過信していたのが大いにあります。
そして10代20代前半というのは
体力的に無理ができました。
そして
「お酒が向いていないことを認めたくない」
これも限界をわかっていないことに含まれますが
お酒も飲みたてでした。
「お酒を飲む」ということだけで
楽しい時期です。
とはいえあの時期にもすでに
向いていないということは
体調的に理解していたはずでしたが

飲んで慣れろ。強くなる。

という外からの情報も相まって

飲んだら強くなれるんだ!

と思い込んでいたのですね。

今となっては思います。
そんな無理をしなくても
楽しい場は楽しいぞ。と。

睡眠コントロールしてみよう

具体的に何をするかというと、

何時に寝て何時に起きるのか
数字を出し、それを守る
これだけのことなんですが
それができず苦労していた私です。

しかし、

睡眠なんて何時間寝るが決まっていれば
何時に寝たってプラマイゼロだze

と思っていたのも事実。

夜に寝る。
というのは体調にとって本当に重要です。
体の無理がきかなくなってきた今
本当にそれを思います。
ということで私もそれを実行に移しております。
体調がすこぶる良いのを実感しています。

睡眠の質を良くするためしていること

さらに、睡眠の質を上げます。
その時間に寝たところで
浅い眠り
何度も起きてしまうのでは良くない。

私がしていることは5つ

・部屋を真っ暗にする
・つるつるのパジャマを着る
・直前にトイレに行く
・直前にスマホ、パソコンを開かない
・紙とペンを枕元に置く
・部屋を真っ暗にする
人間の脳みそはすごいもので
少しの明かりでも認識してしまうのだそう。
具体的にしたことでいうと
遮光カーテンにした
電源タップの明かりを封じた
豆電球をやめた
電源タップの明かりというのは
節電アイテムとして出ている
使っている部分は光るあれです。
あの光っている部分にガムテープを貼りました(笑)
ほんの少しの工夫ですが、全然違います。
・つるつるのパジャマ
このつるつるには個人的な好みもありますが(笑)
パジャマを着る
ということがとても重要です。
一人暮らしを始めて
寝るときに着る物が
Tシャツとスエットになっていた私ですが
最近パジャマを着ています。
動きやすくはありますが
あくまでも起きているときに着る物。
パジャマの体の休まり力はすごいと思います。
ぜひお試しあれ。
・直前にトイレに行く
これは夜中にトイレに行くのを
極力減らしたい。
という気持ちからきています。
ま、これには限界があります。
水分も摂ったほうがいいです。
でも極力減らすために
布団に入る前には一度トイレへ行きます。
・直前にスマホ、パソコンは開かない
これは睡眠系のサイト、
ブログにはよく書かれていますね。
スマホ等の発している「ブルーライト」というものが
人間の脳を刺激して
睡眠に持って行くのに時間をかけている
という理由です。

・紙とペンを枕元に置く

これは私が最近やり始めたことで
とってもよかったのでオススメします。

なぜ置くのかというと
寝る前っていうのは考え事をしてしまう瞬間
があるからなんです。

私の場合ですが
最近昔よりも早めに眠ろうと
努めているせいか
寝ようと布団に入った瞬間の
目の冴え方がハンパじゃない(笑)

とっても困りました。

寝よう寝ようと思うのですが

「明日はあれをしよう」
「あ、これやってなかった」
「眠くないから起きてやろうかな」

色々思います。

そこで紙とペンの登場です。

もう最悪読めなくてもいいです。
メモをしたという事実が大事。

メモをしたことにより
一旦頭が落ち着くのと、

「あ、これは忘れていいことだ。メモしたし。」

という安心ができます。

すると
ひとつひとつ頭の中で
考え事が終わっていくのです。

例え読めないメモが残っていても
体で書いたという事実は
記憶のどこかにそれを残してくれているもので。
後々思い出せたりするのです。
人間の脳みそはすごいですね。

さらに、次の日に向けた楽しみも増えます。
明日の朝、早く起きてやろうという
活力にも繋がるのです。

スマホのメモ機能を使いたい気持ちにもなりますが
ここはぐっと我慢して。
ぜひとも紙とペンでやってみてください。

睡眠への尊敬っていい言葉だなぁ

人生において、
三分の一を占める眠る時間を尊敬しなくちゃいけない。
きっと若かりし私は
睡眠をおざなりにしていたのでしょう。
無理がきいていた時期だったので
それはそれでよかったのでしょうが
これからはそうもいかなさそうです。
ひとつひとつ考えて
こうしたらいいかな。
こうしたらよく眠れるだろうな。
を無理のない程度に実行する。
あまり考えたことはありませんでしたが
睡眠を尊敬し、大事にすることが
次の日の自分への投資
繋がっているのかもしれませんね。
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名言をくれた人のちょっとした紹介とまめ知識

五木寛之さん(1932〜)

日本の小説家・随筆家(ばいwiki

・1932年福岡県に長男として生まれる。父は教員だった。

★生後間もなく朝鮮半島に渡り、父の勤務に付いて朝鮮各国に移った

・少年時代、父から古典の素読や剣道、詩吟を教えられていた

・第二次世界大戦終戦時は平壌にいたが、ソ連軍進駐の混乱の中で母が死去

・父とともに幼い弟、妹を連れて38度線を越えて開城(北朝鮮の南部)に脱出

・1947年に福岡県に引き揚げる(敗戦により日本本土へ戻されること)

・引き上げ後は行商などのアルバイトで家計を支えた

・中学校に入学後、ゴーゴリやチェーホフを読み出し

同人誌に参加してユーモア小説を掲載した

・高校入学後はテニス部と新聞部に入り、創作小説や映画評論を掲載した

★生活費に苦労をしていた五木さんは学費未納で早稲田大学を抹籍された

(後年、作家として成功後に未納学費を納め、

抹籍から中途退学扱いとなっている)

・大学抹籍以降、ラジオのニュース番組作りなど

いくつかの仕事を経て、業界紙『交通ジャーナル』編集長を務める

・知人の音楽家紹介でジングルのヴァース(CMソングの詞部分)の仕事を始める

・CM音楽の賞であるABC賞を何度か受賞

★童謡や主題歌など約80曲を作詞している

・元金沢市長の娘さんと結婚

・精神科医をしていた妻の郷里金沢で、

マスコミから距離を置いて生活、小説執筆に取りかかる

・1966年、モスクワで出会ったジャズ好きの少年を題材にした

『さらばモスクワ愚連隊』により、第6回小説現代新人賞を受賞

・この作品で直木賞候補に挙がっている

・翌年に『蒼ざめた馬を見よ』で、第56回直木賞を受賞

・数々の賞の選考委員を務め、直木賞は1978年から32年間に渡り務めていた

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